古着のリサイクルでパキスタンのスラムの子どもを支援する海外支援、国際協力NGO

パキスタンについて

  • HOME »
  • パキスタンについて

JFSAが古着を送っているパキスタンという国についてお伝えします。

パキスタンイスラム共和国について


国土:79万6100~88万1889㎢(日本の2~3倍)
人口:1億9450万人
首都:イスラマバード
宗教:イスラム教
公用語:ウルドゥー語
識字率:男性:80% 女性:62%(15~24歳の若者 ユニセフ子供白書2016より)
※農村部ではさらに低い
民族:パンジャブ人,シンド人,パシュトゥーン人,バローチ人,マハジールなど

カラチ市の街並み。パキスタン最大の都市。多くの車が往来している。

パキスタンは1947年に、イギリスの植民地支配からインドとともに分離独立しました。
建国当初はインドを挟んで東西に分かれた飛び地国家でしたが、1971年に東パキスタンはバングラディッシュとして独立しました。
宗教はイスラム教徒が約97%で、それ以外にヒンズー教徒、キリスト教徒、ゾロアスター教徒などが暮らしています。
古代にはインダス川の恵みを受け肥沃な大地にインダス文明が興り、またシルクロードを使った交易が盛んに行われ、多様な民族や文化が交流してきました。

 

青空学校のあるバラコートを流れるインダス川(上流)。冬は雪も降るとAKBG事務局のカユーム氏

また北部にはヒンドゥクシュ山脈、カラコルム山脈、ヒマラヤ山脈が連なり、世界第2位を誇る「K2」がそびえています。
小学校の第1学年に入学した生徒が第5学年に在学する確立は50%にすぎません(アル・カイールアカデミーでも、特に男子生徒は働く必要性などの理由から中途退学する場合が多いです)。

イスラムについて

私たちが日本で暮らしていて「イスラム」という言葉を聞くのは、身近にムスリム(イスラム教徒)の方がいる場合を除けば、主にニュースの中のように思います。
しかもそのニュースというのは、「イスラム原理主義過激派」と呼ばれる人々がイスラムの名のもとに起こしたテロなどを取り上げたものが多く、一般的なムスリムの人々の日常生活というものは以外に語られることが少ないのではないでしょうか。
イスラム教徒は「豚肉は食べず、酒は飲まない」から「いろいろと決まり事が多く大変そうだ」とか、モスク(イスラム教会)での集団礼拝の様子を見てどこか「異質」な印象を抱いたり、また「ジハード(聖戦)」という言葉を聞いて、好戦的な宗教ではないかと思われるかもしれません。
これらには断片的な情報から生じる誤解も含まれているように思えます。
ここではイスラムについて少しご紹介します。
そもそもイスラムでは人々の生活全般に対しての規範が示されており、ムスリムはそれに従って生活しています。
最も基本的な義務は以下の「五行」です。

  1. 信仰告白
  2. 礼拝
  3. 喜捨
  4. 断食
  5. 巡礼

これらの行為は時期や方法について具体的に決められています。
また「五行」は厳格な規範である一方、行うにあたっては状況に応じて柔軟さを持っているものでもあります。
例えば、断食(イスラム暦第9番目のラマダーン月に行われます)については病人や老人、旅人、幼児、妊娠中の女性や乳児のいる母親、戦闘中の男子は免除されます。
子どもたちにとってはこの断食をきちんとできるようになることが自分にとって成長を意味し、それが誇りと感じられるようです。
またラマダーン月の翌月に行われる犠牲祭のときには、アル・カイールアカデミーのムザヒル校長が自ら出向き、祭りのために屠られた山羊の皮を喜捨として集めて回ります。
この皮は販売され学校支援のために使われています。
また、食べ物についてはハラール(許されたもの)からハラーム(禁じられたもの)まで決められており、日本など外国で暮らすムスリムは専門店などに行く必要がありますが、人口の97%がイスラム教徒といわれるパキスタンでは当然店で売られているものは全てハラールです。
現地でムスリムの人々の暮らしぶりを見ていると、当たり前ながらイスラムに基づいた生活を自然体で送っているのです。

ウルドゥー語

アル・カイールアカデミーで学ぶ女の子。学校ではウルドゥー語の授業もある。

パキスタンと一言で言っても、少数民族も含め多民族で構成されているこの国は言語も多様です。
主要各民族はそれぞれ・・・シンド人=シンディー語、パンジャビー人=パンジャブ語、パシュトゥーン人=パシュトゥー語、バローチ人=バローチー語を話します。それぞれの言葉はお互いに通じないほどの違いがあります。
通常の生活の中では自分の民族や地域の言葉を使うだけですが、他民族間で話す場合などには国語であるウルドゥー語が用いられます(公用語としては他に英語があります)。
ウルドゥー語は、もともとはマハジール(ウルドゥー語で移住者、避難民の意。1947年のパキスタン・インド分離独立に際して、インドのデリーや北部諸州などから主にシンド州の都市部に移り住んだ人々)によって母語として使われてきた言語でした。
ウルドゥー語は話し言葉において隣国インドのヒンディー語と文法、語彙面で共通性が多く、ウルドゥー語を理解できればインド映画も大概理解できます。
またウルドゥー語の表記には、アラビア文字(28)に4文字を加えてできたペルシャ文字(32)に更にヒンディー語系の発音を表すために作られた3文字を加えた35文字を使用します。

みんなどんなものを食べているの?

チャイとクッキー

パキスタンでは各地域、各民族により食べ物も多様です。
一般的なものはカレーとチャパティー(無発酵のパン)やナン、そしてサモサ(揚げ餃子)、ビリヤーニ(炊き込みご飯)、タンドールという釜を使って調理する料理などがあります。
パキスタン料理というと「辛い」イメージがあるかもしれませんが、非常に辛いものから全く辛くないものまでありますし、デザートや果物についても美味しいものがたくさんあります。
また食後などにはチャイ(ミルクティー)を飲む習慣があり、これは生活そのものと切っても切り離せない文化といえます

お気軽にお問合せください TEL 043-234-1206 受付時間 9時~19時(木曜定休)
Mail : jfsa@f3.dion.ne.jp

会員募集

JFSAの活動は会員の方々に支えられています(2017年度:17年10月~18年9月)
◆年会費
●正会員 個人:1口5千円/団体:1口5万円
●支援メンバー(賛助会員)個人:1口2千円
団体:1口1万円
◆郵便振替口座番号 00160-7-444198
◆加入者名 JFSA
→会員・支援の方には
JFSAの会報回収案内(年3回)、
サポーターグッズ(年1回)をお届けします

PAGETOP