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2005年
10/8(土)発生したパキスタン北部地震についてのお知らせ
 
復興支援ニュース
パキスタン北部地震被災から二年半を経て・・・青空学校の今(08323日現在)
                   海外事業担当 事務局 西村 光夫
会員になるには
JFSAの活動は会員の方々に支えられています。
会員になるには下記の郵便口座に年会費をお振込みいただくか、 直接JFSA事務局まで直接お持ちください。
●2014年度(2014年10月〜2015年9月)分の会費になります。
●会員(正会員)には総会の議決権があります。
●会員、支援メンバーには年3回の会報と、 年1回サポーターグッズ(アルカイールの生徒が作ったものなど)を郵送いたします。
※サポーターグッズのサンプルはこちらからご覧ください。

◆郵便振替口座番号 00160-7-444198
◆加入者名 JFSA
≪年会費≫
【 会員(正会員)】

個人1口\5,000-/団体1口\50,000-
【 支援メンバー】
個人1口\2,000-/団体1口\10,000-


※通信欄に「会員」または「支援メンバー」「個人」または「団体」口数をお書き添えください(郵便振替用紙サンプルはこちらからご覧ください)。
※カンパ金をご入金いただく場合も上記口座をご利用ください。通信欄には「カンパ」とお書き添えください。
ボランティア募集中
 
JFSAでは活動を支えるボランティアを募集しています。
【作業内容】
@和服の選別、ハギレ作成、値段付け、など
A寄付された切手などの整理。
B会報などの郵送準備作業。
Cパキスタンへの古着コンテナ詰込み作業など。
Dフリーマーケットやチャリティ古着バザールなど古着販売に関わる補助作業。
【作業日】
作業内容により異なります。JFSA事務局へお問合せください。
【作業場所】
D以外はNPO法人JFSA事務局で行います。
*参加ご希望の方はJFSA事務局までお気軽にお問合せください。*ボランティアは無償で、交通費などの手当てもありません。ご了承ください。
ボランティア募集中
【NPO法人JFSA事務局】
住所:〒260-0001
千葉市中央区都町3-14-10
業務時間:10:30〜19:00
(木曜定休)
電話/FAX:043-234-1206
E-mail:jfsa@f3.dion.ne.jp
 
 アルカイールアカデミーが地震発生直後から支援しているケート村(標高1000メートル)の山並みは、右の写真のように二年半を経た現在も地震の爪跡を残しています。(左下写真で山肌の白い部分は地震によって崩落した跡です) 幹線道路(右下写真)は殆んど復旧されましたが、大雨が降ると大きな落石で埋まってしまうこともあります。
また、幹線道路から村々に通じる山岳道路は復旧工事が今も進められていますが、標高が高い所にある道は寸断されたままの所が沢山あります。



 地震によって寸断されたものは道路だけではありません。電線や水のパイプラインも寸断されました。しかし、その殆んどは被災の一年後には仮設ではありますが復旧されました。(今でも電気はよく停電し、水のパイプラインは大雨が降るたびに寸断されてはいますが・・・) それでも、昨年の始め頃まで幹線道路沿いにあったテント村で暮らしていた人々の殆んどはそれぞれが住んでいた山村に戻り、政府やNGOの支援を受けて仮設家屋を建てて暮らしています。
崩落を免れた段々畑にはトウモロコシやからし菜の苗が植えられています。これらの作物は自給の為に使われます。生活に必要な現金は、大都市や外国に出稼ぎに行っている夫や息子達の仕送りに頼っています。
地震によってすべて倒壊した学校は、幹線道路沿いにあったものは新たに建設されましたが、山間にあった学校の多くは未だユニセフなどが支給した大テントで授業を行なっています。



 アルカイールアカデミーとJFSAの支援によって作られた、ケート村にある青空学校(大テント)も、一昨年の夏に大雨で敷地となっていた段々畑とともに崩れ落ちてしまいました。しかし、その後、昨年の秋に、村人の協力により、崩れ落ちた段々畑に石を積み重ね、その上をコンクリートで補強し、木造の校舎が建設されました(右下の写真)。校舎の完成は、雪も降り積もる厳しい冬に間に合い、子どもたちを寒さから守る事が出来ました。




ケート村の子どもたちと
西村事務局


木造の青空学校

青空学校の子どもたち
アルカイールアカデミーの、「救援物資を配るだけの支援に終わることなく継続的な支援を行なおう」という考えで、この青空学校は作られたのです。先生一人、生徒数が三十人足らずの小さな学校ではありますが、JFSAを支えてくださっている日本の人々の被災直後の緊急支援カンパ金を運用し、アルカイールアカデミーが運営しています。



ムザヒル校長と青空学校の子どもたち


青空学校のハルーン先生
アルカイールアカデミーのムザヒル校長が月に一度青空学校に行き、学校の運営について村人と話し合い、先生のトレーニングを行なっています。しかし、そのカンパ金も向こう二年間で使い終わります。それで、その二年間で、村人とアルカイールアカデミー、JFSAが知恵を出し合って事業起こしをして、二年後は自立した運営をしていく事になりました。この計画を、地震によって父母兄弟や友人などを失いながらも、熱心に学んでいる子ども達の姿を見守りながら、実行していきたいと思います。


村のお墓
大地震の際には多くの子どもたちも犠牲になりました



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