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会報12号より
 

 「ムザヒル校長先生からの手紙」
ボランティア募集中
【NPO法人JFSA事務局】
〒260-0001
千葉市中央区都町3-14-10
業務時間:10:30〜19:00
(木曜定休)
電話/FAX:043-234-1206
E-mailアドレス:jfsa@f3.dion.ne.jp
ボランティア募集中
 
JFSAでは活動を支えるボランティアを募集しています。

ボランティア無償で、交通費などの手当てもありません。 ご了承ください。

【作業内容】
・寄付された切手の整理
・会報などの郵送準備作業
・古着販売に関わる補助作業
・古着コンテナ詰込み作業など

【作業日】
毎月第2日曜日と第3月曜日
(10:30〜17:00の間で2時間以上)
会員になるには
JFSAの活動は会員の方々に支えられて運営されています。

会員になるには下記の郵便口座に会費をお振込みいただくか、 直接JFSA事務局までお持ちください。

【 会員(正会員)】
個人1口\5,000-
団体1口\50,000-
【 支援メンバー】
個人1口\2,000-
団体1口\10,000-

通信欄に「会員」または「支援メンバー」「個人」または「団体」口数をお書き添えください。
●2012年度(2012年10月〜2013年9月)分の会費になります。
会員(正会員)には総会の議決権があります。
会員、支援メンバーには年3回の会報と、 年1回サポーターグッズ(アルカイールの生徒が作ったものなど)を郵送いたします。

*郵便振替口座番号
00160-7-444198
*加入者名 JFSA


カンパ金をご入金いただく場合も上記口座をご利用ください。
通信欄には「カンパ」とお書き添えください。

 誰も、社会・家庭及び個人のすべての問題を解決する為に、教育が重要な役割を果たすというこの事実を否定は出来ません。20年ほど前からアルカイールアカデミーは、貧しい階層の子どもに学ぶ事の大切さを伝える為に、学校の運営を続けてきましたが、当初は子どもたちの親は、教育の重要性を理解する事が出来ませんでした。

 親達は、無知と貧困の為、子どもを学校に通わせる事を渋っていました。それでも、アルカイールアカデミーは学ぶ事の大切さを説き続けてきました。継続的な努力によって次第に子供たちのライフスタイルが変化してきました。それだけではなく、彼等を取り巻く環境に対しても積極的な変化をもたらしてきた事を私達に気付かせてくれました。以前、学校に来る事を拒んでいた子どもさえも、今や専門学校・大学のレベルまで達しました。又、親達にも変化がありました。学校を始めた頃は親達に、子どもを学校に通わせるように説得する為に戸別訪問をしなければなりませんでした。しかし、現在は親自身が子どもを入学させる為に学校にやって来るようになりました。これは私達が、20年間に及ぶ教育活動によって学ぶ事の意味を自覚させる事ができたことによるもので、継続的な努力の結果だと思います。卒業生達は結婚をして生まれた自分たちの子どもを、アルカイールアカデミーに入学させ、遅刻をさせることもなく親としての責任を果たしています。その事は、私達に喜びと誇りを持たせてくれます。これは、スラムの人々が私たちのメッセージと教育の重要性を理解した証拠だと思います。

 皆さんに、アルカイールアカデミーに通う子供たちの中でも、非常に貧しい家庭の子どもであるナルジス・ハミードのことを紹介します。彼女は全国一斉の試験を受けた数千人の生徒の中で6番目の成績でした。彼女はその後、カラチ大学のコンピューターサイエンス学科に入学する事が出来ました。しかし、彼女の両親は、彼等の娘が優秀なポジションを確保した事を理解できずにいます。彼女はアルカイールアカデミーの資金援助によって大学に通っています。このように、私たちの果たしてきた仕事を、もっと推し進めなければならないと、励まされるケースが他にも沢山あります。貧しい階層に所属する子ども達に、教育の機会をもたらす事を目的とする私たちの仕事に於いて、JFSAAKBGは重要なパートナーです。この二つの組織はアルカイールアカデミーにとって重要な役割を果たしていて、私達にとって喜びと励ましの拠りどころとなっています。私は、JFSA,そしてJFSAを支える人々と卒業生を中心としたAKBGが、今尚、教育の機会を得ることが出来ない沢山の子ども達のために、この先も伴に働いてくださる事を望んでいます。




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