●アル・カイールアカデミーとPJカンパニー

1.衣類・毛布・バッグなどの回収と選別

写真:選別協力団体(千葉ダルク)が行なっている選別作業

受付期間・品目を決めて年に3回衣類や毛布、バッグなどをJFSA海外衣料支援センター(千葉・東葛)で回収しています。 回収した衣類などは選別協力団体(※)やJFSAのスタッフが、種類や季節、状態等により細かく選別します(約150種類)。最終的に約8割が海外(現在はタイ)に輸出され、約2割は国内でリユース販売されます。
(※)選別協力団体:地域で活動している団体やグループが定期的に衣類などの選別を行なっています。
選別協力団体一覧
選別協力団体について(会報26号より)


2.リユース販売
●JFSAショップ、フリマ出店など

写真:チャルカ バザール(千葉店)

寄せられた衣類などの約2割は、国内でリユース販売しています。千葉市と柏市に設けている古着ショップ、イベント出店、委託販売(千葉市・市川市)での売り上げで、JFSAの活動資金の約9割をまかなっています。

チャルカバザール(千葉店)
千葉県千葉市中央区都町3-14-10
営業時間:10時半~19時(木曜定休)

kapre(柏店)
千葉県柏市大室176-1
営業時間:10時半~19時(不定休)

街商(フリーマーケットなど出店販売)


●販売協力団体による委託販売

写真:千葉市美浜区にあるアース・マーケットの店頭

古着の委託販売を行なっています。販売の場を通して地域の人々とつながり、委託者、受託者、利用者が利益を得られる形を協力して作っています。
販売協力団体について(会報51号より)


●輸入古着販売

写真:輸入古着を選別するJFSA事務局スタッフ

2018 年、パキスタンの古着輸入額は世界一位でした(出典:UN Comtrade https://comtrade.un.org/ )。 私たちは、その中のアメリカやヨーロッパから輸入された古着を買い付け、日本で販売しています。 
輸入古着買い付けについて(会報40号より)


3.衣類・バッグなどのコンテナ送り出し

写真:送り出し作業には沢山のボランティアの皆さんに協力いただいています

海外輸出用に約55種類に分けられた衣類などは、種類ごとに50㎏にして圧縮梱包し保管します。それらを年に4〜5回コンテナに積み込み、海外(現在はタイ)に送り出しています。 1本のコンテナに約25トンの衣類などを積み込みます。 コンテナは横浜港から出港し、約2週間でバンコクの港に到着し、PJカンパニーによって販売されます。


衣類・毛布・バッグなどのゆくえ